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小倉UR子って [ひとりごと]

通勤途中で見かけた駅貼りの特大ポスター。

一枚は、

「小倉UR子」

もう一枚は、

「三宅UR司」

わけわかりません(苦笑)。

新聞広告やTVCMも流れていますが、要するに「公団住宅」が「UR住宅」になったことを認知してもらうことが目的なんでしょう。いまや公団といえば悪名高き「道路公団」のイメージのほうが強いですから。

全国に大型団地を次々と建てていた当時の団体名称は、「日本住宅公団」。

次が「住宅・都市整備公団」。

その次が「都市基盤整備公団」。

特殊法人問題から独立行政法人化された去年からは、
「都市再生機構」で落ち着いたようです。通称「都市機構」。

……と思いきや、いつの間にかロゴが「UR都市機構」に変わってました。
4文字(都市機構)のスペースに無理やり詰め込んだ感じで、窮屈この上なし。
デザイナーさんはこれで納得したのでしょうか?

なんでURかというと、都市再生機構の英語名称がUrban Renaissance Agencyだからです。
じゃあ「UR機構」じゃないの? とツッコミたくもなりますね。

都市機構は今後、ニュータウンや分譲住宅の新規事業からは手を引き、既存住宅の管理・建替えや再開発の「コーディネート」業に重点を移していくようですし、世間の逆風も強いなかで「こんなプロジェクトやります!」という派手な広告も打ちにくい。それでこういったインパクトオンリーの広告になっちゃったんでしょうか。社会的な存在意義を示すための企業広告というのは、なかなかむずかしいものであります。

そんなわけで、「お願いりんこのぷー」だそうです(CM参照)。


国鉄が民営化された当時、「国電」に代わる名称として「E電」を定着させようとJRが躍起になっていた時期がありました。上野駅にはしばらくの間、「E電のりば」の表示が執念深く残っていたけれど、いまはどうなっているんだろう。

このE電と同じで、公団住宅を「UR住宅」と呼ぶのはなんか気恥ずかしい。住民の方々はいかがなんでしょう? 余計なお世話ですが。


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憧れの「お国訛り」 [ひとりごと]

三谷幸喜さんの連載コラム「ありふれた生活」に、奥様の小林聡美さんの親戚を秋田に訪ねた時のエピソードが出ていました。あちらの方たちが頻繁に使う「すかたねえ」(Thank youの意味)をよそ者ながら連発し、大うけしたという話。「まんず」(=very much)、「びゃっこ」(=a little)もしっかり使って、一座の心をガッチリつかんだ模様。三谷さん、お見事です。

突然ですが、私は広島弁が好きです。
広島出身でもないし、広島カープやサンフレッチェ広島のファンでもない。強いて言えば一度も会ったことのない遠い親戚が誰か住んでいるはずですが、これはまったく関係ナシ。

きっかけは、ずいぶん前にイベントの仕事で広島に数日間滞在したことでした。
その時に地元の高校生・大学生の女の子たちがアルバイトに来てくれたんですが、彼女たちが使う広島弁のかわいいことったら!
私のなかではそれまで広島弁といえば、菅原文太さんの「朝日ソーラーじゃけん」(古っ!)。「喧嘩に強そうなコワイ言葉」という先入観はガラガラと崩れ去りました。

2番目にふれた魅力的な広島弁は、『発明将軍ダウンタウン』という10年ぐらい前のテレビ番組でのこと。常連だった吉田さんというおじいちゃん発明家が、そりゃあもういい味出してました。ダウンタウンの親戚か? っていうぐらい親しげにどんどん話しかけてくるのに、不思議と図々しい感じはしない。発明品はけっこう本格的で、優秀賞もとっていた気がするんですが、そんなモノはどうだっていいっていうぐらい、吉田さんのキャラクターにマッチした広島弁は最高でした。

そしてとどめを刺したのは、うちにかかってきた間違い電話です。
ちょうど近隣エリアの市外局番が新しくなった直後で、意に反して私の家に何度も間違い電話をかけてしまった広島弁のおじいさん。
「どうしたらええんじゃろうか。番号はおおとるはずなんじゃがのう……」と、途方に暮れているのがあまりに気の毒で、つい親身になってアドバイスしつつ、世間話までしてしまいました。なんだか親戚のおじいちゃんとしゃべっているみたいな気がして、心和むひとときだったなぁ。

私には郷里というものがないので、広島弁に限らず方言には憧れます。2種類の日本語を自在に操れるなんて、うらやましすぎ! それが普段の言語とかけ離れていればいるほどバイリンガル感が増してかっこいいです。

ところで、標準語の文章やウェブページをまるごと広島弁に変換してくれるページを見つけました。
http://www.aurora.dti.ne.jp/~zumi/vtatsu/
「バーチャル達川くん」ってネーミングが笑えます。ご覧になった方、右側の「ちょっとしたオマケ」もぜひクリックしてみてください。


あるお葬式の風景 [ひとりごと]

先月末に亡くなったニッカウヰスキー前社長、宇野正紘氏の葬儀が芝の増上寺で行なわれた。関係者として参列した知人の女性は、簡素で温かい式典にとても感銘を受けたという。

宇野さんは入社以来一貫して技術畑を歩んできた人で、工場長や生産技術研究所長を歴任したあと、社長に就任した。一方、料理の腕はプロ並みで、工場長時代にはたびたびお得意さんや従業員に手料理をふるまう「お食事会」を開いた。その買出しをよく手伝っていた知人は、素材を吟味した「ほんっっとうにおいしい」料理と、性別・年齢・地位を問わず分け隔てなく接する人柄を心から尊敬していた。

彼女の話によると、葬儀は無宗教で、香典・供物・供花はすべて辞退。笑顔の遺影に向かって参列者が献花を終えたあと、喪主である長男の誠一氏があいさつを行なった。宇野さんは人生の8割が「蝶」だったと言えるほど無類の昆虫好きで、休日といえば必ず一家4人で全国の蝶採集に出かけていたという。じつは知る人ぞ知る日本有数の蝶コレクターなのだ。

「父は偉大でした。いつか越えたいと思っていたけれど、何ひとつ越えることができなかった。父が残したたくさんの蝶を、これからも大切に守り、増やしていきます」

宇野さんは家族や周りの人々に、蝶の数に負けないほど多くのものを残したにちがいない。


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あやしいレーザー光線 [ひとりごと]

マンションの掲示板に、健康セミナーの告知が貼られていた。

「レーザーを手のひらに当てるだけで、栄養状態がチェックできます」

なーんか怪しいニオイがぷんぷんするんですけど。

掲示によれば、時間は1人3分、料金は315円。
ネットで検索してみると、案の定出てきたのは健康食品メーカーの
販売サイトである。
「栄養状態が良くない」と判断された人にサプリメントを売るのが目的だ。
サイトは1つや2つではない。そっくりなデザインのホームページが
次から次へと出てくる。
アドレスから見て、販売代理店の資格を得て開設した
個人のホームページばかりのようだ。

この会社、どうやらマルチ商法(いまどきの言い方だとネットワークビジネス?)
の世界ではかなりメジャーな企業らしい。
被害情報の掲示板「苦情の坩堝」には、その子会社や関連会社も含めて
さまざまな被害と相談(時には反論)が寄せられていて、とても参考になった。

一応、近所の親しいおばさんに「用心して」と話をしたら、
目を丸くして驚いていた。
前にも似たような健康セミナーに誘われて、すっかり雰囲気に飲まれ、
ほしくもないサプリメントを買わされて帰ってきたそうだ。
それなのに、今回もやっぱりイベントには参加する気満々だったという。

「助かったわー、教えてくれて!」

……っていうかさ、自分で気づこうよ。


「ジュディ・オングの日」なんだそうだ [ひとりごと]

衰退著しいわが携帯キャリアvodafoneには
JR東日本傘下のJ-PHONE時代に生まれた
「ステーション」というサービスがあり、
月100円でニュースや天気予報、雑学に芸能ネタなど
さまざまな情報をひんぱんに送ってくる。
で、ぼんやりと「今日は何の日」的な情報を見ていたら、

「今日は、ジュディ・オングの日だキチ。」

・・・そんなこと言われても。

いい夫婦の日」(11月22日)とか「納豆の日」(7月10日)みたいな
語呂合わせとは違うし、歴史上の人物でもないのに、
なぜ2月3日がジュディ・オングなの。しかもアメリカ・ネバダ州で。
検索してみると、「日米の文化の架け橋として活躍した功績」がその理由。
「ラスベガスのショーでたくさんの人を集めたから」なんて情報もあった。
そういえば去年、ニューヨーク市が3月3日を「松井秀喜の日」にしていたっけ。
ずいぶん気前いいなーと思ったものだが、アメリカはもともと
そういうことが好きらしい。
日本で今そういう日をつくるとしたら、やっぱり「ヨン様の日」
でしょうか? 興味ないけど。


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