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メーカーサイトに見るPCリサイクルの「本気」度 [デジタル的]

ブラウン管型のディスプレイ(1999年製)を処分することになりました。
引取りはお店ではなく、直接メーカーに依頼するのがリサイクル法の決まり。
そこで、メーカーS社のホームページを見てみました。

ところが、それらしき項目が見つからない。

仕方ないのでサポートセンターの電話番号を調べてかけてみると、そのメーカーのリサイクルセンターの電話番号を教えてくれたのですが、土日はお休みとのこと。
その日は日曜だったので、翌日の月曜に外出先で引取りセンターに電話しました。

センターの女性が教えてくれたところでは、電話で申し込む方法とホームページで申し込む方法の2種類があり、引取りが一番早いのは
「ホームページで申し込み」、かつ
「料金の支払いをクレジット決済にする」
というもの。
(だったら最初からサポートセンターで教えてくれー!)

ホームページのアドレスを電話で聞き、帰宅してから開いてみました。
たしかに「使用済パソコンのリサイクル」と大きな文字。
なぜここにたどり着けなかったんでしょう。

アドレスから逆引きすると、このページに到達するためには、
1.トップページの下のほうの目立たない「CSR・環境活動」をクリックし、
2.左側に並んだたくさんの項目のなかから「リサイクル」をクリックし、
3.ページのかなり下のほうにある「PCリサイクルへの取り組み」の文章中、「2004年度使用済みパソコンの回収・再資源化実績報告について」をクリックする。
これでやっと、さっきのリサイクル申込みページに帰ってきました。やれやれ。

ここまで苦労しなくても、Googleでメーカー名と「PCリサイクル」で検索すれば、すんなりたどり着けることがあとからわかったんですけど、それにしても。
S社の場合、PCリサイクルはIR情報の位置づけにすぎない。だからユーザーサポートのページをいくら探しても見つからないわけです。
「決まりだからしょうがないけどさ、あんまり申し込んでほしくないんだよねー」っていうやる気のなさを読みとってしまうのは、もしかして私がひねくれてるから?


ちなみに他のPCメーカーをいくつか見てみると。

・A社:トップページを下へスクロールしていくと、一番下に「リサイクルに関しては○○まで」のリンクと電話番号あり。
・D社:トップページ右のカスタマーサポート欄、わりと目立つように「PCリサイクル・買取サービス」のリンクあり。
・F社:トップページ「サポート情報」欄に「IT製品の処分、リサイクル」のリンクあり。
・N社:商品情報サイトのトップページ右に「パソコン回収・リサイクル」のバナーあり。
・T社:トップページから「お客様サポート」ページに行き、さらに「デジタル機器」ページへ行くと「パソコンリサイクル」のリンクあり。

――やっぱりS社の不親切さは群を抜いている、と確信しました。


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