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さあドイツだ! [散読記]

2006年ドイツW杯出場決定、おめでとうございます。

フランス大会最終予選の時のゴタゴタはらはらとくらべると、
えらくあっさりと決めてしまった印象がある。
もちろん、ロスタイムの決勝点とかオウンゴール勝利とか、
一戦一戦それなりにはらはらしながらここまで見てきたんだけど、
「なんだかんだ言っても勝っちゃうもんね」と内心余裕があるところが、
あの時の心境との決定的なちがいだ。
日本代表、ほんとに強くなったんだなー(しみじみ)。

そんなわけで、この一冊。

サッカーの国際政治学

サッカーの国際政治学

  • 作者: 小倉 純二
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2004/07/21
  • メディア: 新書


小倉氏は日本サッカー協会副会長を務める人で、日本人初の
FIFA理事でもある。本書ではその理事を射止めるまでの苦労や、
W杯招致合戦におけるロビー活動というか根まわしというか、
W杯をめぐるFIFAの内情が結構ストレートに語られている。
予選開催地決定までの駆け引きなど、国際スポーツがいかに
政治力と外交術を必要とするかがよくわかるエピソードも満載。
といっても読後の印象はさわやかで、文章も読みやすい。
最後の章だけ先輩ヨイショという感じが否めないが、
こうして本大会出場の喜びを味わえる今、日本サッカー躍進を
陰で支えた人たちに感謝したい気持ちだ。アリガトウ!!


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うみのつばめ

チヨロギさん、こんばんわ。
ご返礼に私からもTBさせて頂きました。
日本代表がここまで来るには、本当に影での努力をなさった方々がいらしたんですね。
今、私達が感動を共有できるのも小倉さんはじめ、この方々のおかげ。
私も感謝します。ありがとう。
by うみのつばめ (2005-06-09 20:24) 

チヨロギ

うみのつばめさん、コメント・TB・nice!をありがとうございます。
来年の今日、開幕するんですよね。いまから楽しみです。
これで時差がなければ言うことないんですけどね~。
by チヨロギ (2005-06-09 22:44) 

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