さあドイツだ! [散読記]
2006年ドイツW杯出場決定、おめでとうございます。
フランス大会最終予選の時のゴタゴタはらはらとくらべると、
えらくあっさりと決めてしまった印象がある。
もちろん、ロスタイムの決勝点とかオウンゴール勝利とか、
一戦一戦それなりにはらはらしながらここまで見てきたんだけど、
「なんだかんだ言っても勝っちゃうもんね」と内心余裕があるところが、
あの時の心境との決定的なちがいだ。
日本代表、ほんとに強くなったんだなー(しみじみ)。
そんなわけで、この一冊。
小倉氏は日本サッカー協会副会長を務める人で、日本人初の
FIFA理事でもある。本書ではその理事を射止めるまでの苦労や、
W杯招致合戦におけるロビー活動というか根まわしというか、
W杯をめぐるFIFAの内情が結構ストレートに語られている。
予選開催地決定までの駆け引きなど、国際スポーツがいかに
政治力と外交術を必要とするかがよくわかるエピソードも満載。
といっても読後の印象はさわやかで、文章も読みやすい。
最後の章だけ先輩ヨイショという感じが否めないが、
こうして本大会出場の喜びを味わえる今、日本サッカー躍進を
陰で支えた人たちに感謝したい気持ちだ。アリガトウ!!
チヨロギさん、こんばんわ。
ご返礼に私からもTBさせて頂きました。
日本代表がここまで来るには、本当に影での努力をなさった方々がいらしたんですね。
今、私達が感動を共有できるのも小倉さんはじめ、この方々のおかげ。
私も感謝します。ありがとう。
by うみのつばめ (2005-06-09 20:24)
うみのつばめさん、コメント・TB・nice!をありがとうございます。
来年の今日、開幕するんですよね。いまから楽しみです。
これで時差がなければ言うことないんですけどね~。
by チヨロギ (2005-06-09 22:44)