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アゲハ [cinema]

数日前のこと、きれいな蛹(さなぎ)を見つけました。

大きなコンテナボックスに貼りついた、透き通るような若草色の2匹。

アオスジアゲハの蛹です。
近くには彼らの大好物、クスノキが生えていました。

蝶の写真がうまく撮れなかったので、↓《Wikipedia: アオスジアゲハの項》からちょっと拝借。

 (クリックで拡大)

こんなふうに2匹が無事、羽化できますように。

 

◆◆◆◆ 

 

アゲハと聞いて思い出すのが、映画「スワロウテイル」(1996)。

  架空の都市「円都(イェンタウン)」で、母親を殺された少女アゲハ(伊藤歩)と
  共に暮らす娼婦グリコ(Chara)。
  誤って殺してしまったヤクザの男を山に埋めようとしたとき、
  死体のお腹から1本のカセットテープが出てくる。
  そこに記録されていたのは、偽札作りのデータだった。
  仲間のフェイホン(三上博史)たちと偽札を作って大儲けし、ライブハウスを買い取り、
  グリコは念願の歌手となって歌をヒットさせるが、
  データを奪還しようとするマフィアや、偽造犯を追う警察との抗争に巻き込まれ――。

てなお話でした。
Charaが歌うテーマ曲「Swallowtail Butterfly~あいのうたもヒットしたりして、
公開当時はけっこう話題になったんですよね~。岩井俊二監督も「時の人」という感じで。
夢と現実と、きれいなものと汚れたものと、全部ごった煮にしたような独特の世界。
個性の強い役者陣のなかで、アゲハを演じた伊藤歩が光ってました。
一見無表情なんだけど、想いがしっかり伝わってくるんですよね。
観客に媚びていない、自然な演技がとてもよかった。

じつは、アゲハが強く印象に残ったのはもうひとつ訳があります。
伊藤歩(当時)って・・・。

ケイン・コスギそっくり!

いったん似てると思いはじめたら、もうそれで頭がいっぱいになってしまい、
〈彼女はきっとケイン・コスギの妹に違いない! てことはショー・コスギの娘?!〉
などと勝手な家族構成を脳内で捏造していたおバカな私・・・。

 
左がアゲハ、右がケイン・コスギでございます。鼻筋とか口元あたり、どーです?

どなたかご賛同いただけないでしょうか~


 

スワロウテイル

スワロウテイル

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD

 

MONTAGE

MONTAGE

  • アーティスト: YEN TOWN BAND
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 1996/09/16
  • メディア: CD

 

Swallowtail Butterfly

Swallowtail Butterfly

  • アーティスト: YEN TOWN BAND
  • 出版社/メーカー: ERJ
  • 発売日: 1996/09/16
  • メディア: CD

 

「あいのうた」PVはこちらで。 http://jp.youtube.com/watch?v=zL9GzM7dQi4 (YouTube)


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