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「学校バトン」が来た [身辺雑記]

てつろうさんからご指名を受けた「学校バトン」。
あまり面白い過去を持ち合わせていないんだけれど、土方歳三さんが生涯を閉じたその場所が、中学時代の遊び場だったという函館出身のてつろうさん。『新選組!!』ファンとしてバトンを打ち捨てるわけにはまいりませぬ(大げさだなー)。

質問は以下の10項目。

●質問1:小・中・高の中で1番、思い出深い時期は?
●質問2:1番お世話になった先生は、いつのときの先生ですか?
●質問3:得意だった科目は?
●質問4:では、苦手な科目は?
●質問5:思い出に残った学校行事を3つあげてください。
●質問6:学生時代は、クラスではどんなキャラでしたか?
●質問7:学生時代の友達からの呼び名は?
●質問8:好きな給食のメニューは?
●質問9:学生時代に出会った友人は、あなたにとってどんな存在ですか?
●質問10:次にバトンを渡す5人


●質問1:小・中・高の中で1番、思い出深い時期は?

いきなりむずかしい質問だ。
仮性引きこもり期の小学校時代、似非ガリ勉期の中学時代、ミーハー魂炸裂期の高校時代。
どの時期も同率1位ということで許してください。

●質問2:1番お世話になった先生は、いつのときの先生ですか?

サボり癖があって出席日数も危なかったわたしを立ち直らせてくれたという意味で、小学校の先生。ご心配をおかけしました。

●質問3:得意だった科目は?

得意というより好きだったのは、国語や古文。辞書を引くのが好きなので。

●質問4:では、苦手な科目は?

体育! ダントツで体育です! マラソン大会や球技大会など、体育行事の日は決まって具合が悪くなって欠席。運動会ではわざわざ忙しい係を引き受け、徒競走などの出番になると失踪するという手を使いました。

●質問5:思い出に残った学校行事を3つあげてください。

1) 小学校の時の、風船に花の種と手紙を結びつけて飛ばすという行事。知らない街で拾った人から返事が来ることもあって、当時はローカルな話題として取材を受けたりもしていました。

2) 高校の時の、クラス対抗のダンスコンクール。衣装担当が問屋街へ安い生地を買いに行き、予算の関係で露出度満点(?)の衣装をみんなで手づくりしました。YMOの「ライディーン」とかに合わせて踊ったなー。

3) 高校の文化祭の出し物、お化け屋敷。カップルで入ってきたりすると、男子が集中攻撃されます。いきなり足首をつかんだら「ひょぇ~~~」と腰を抜かした人もいましたっけ。フフフ。この年頃の女子はつくづく意地が悪いです。

●質問6:学生時代は、クラスではどんなキャラでしたか?

自分では薄~いキャラだったつもりですが。

●質問7:学生時代の友達からの呼び名は?

下の名前そのままか、一部省略形。

●質問8:好きな給食のメニューは?

給食で覚えているのは、まずかったものばかり……。クリームシチューは給食のせいで、いまでも苦手です。
あ、牛乳に溶かして飲む「ミルメーク」は好きでした(これはメニューじゃないか)。

●質問9:学生時代に出会った友人は、あなたにとってどんな存在ですか?

自分が何に夢中だったか、どんな人間になりたいと思っていたか。忘れそうな記憶を呼び覚ましてくれる存在です。

●質問10:次にバトンを渡す5人

Musical Batonの時と同様、またここでとめちゃいます。すみません。
バトンを受けとってみたいという方は、どうぞご自由にお持ち帰りくださいませー。


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帰宅支援マップを買いました [散読記]

文房具屋さんに行ったら、レジ横でこれがやけに自己主張していたので、思わず買ってしまいました。

震災時帰宅支援マップ 首都圏版

震災時帰宅支援マップ 首都圏版

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2005/08/01
  • メディア: 単行本

今年7月に関東で大きめの地震があった時、実感としてはそれほど大きな被害はなかったのに、電車がストップしてしまい、復旧するのにすごく時間がかかりました。たしか土曜日だったので大きな混乱は起きなかったものの、たまたま出かけていたみなさんは大変でしたよね。

その直後に話題になったのがこの本。都内の幹線道路と、そこから隣接県に伸びる「帰宅支援ルート」が紹介されています。

なるべく安全なルートで帰宅することが大前提なので、収録されているのは幹線道路のみ。
普通の道路地図にある要素に加えて、広域避難場所と帰宅支援ステーション(主に学校)、コンビニ、トイレ、水場などの印があります。
一番の特徴は、危険箇所やベンチの場所などを示した「帰宅支援コメント」。「ガラス注意」「ブロック塀」「歩道狭い」「自販機迫る」「緩やかな登り」などなど、実際に歩いてみないとわからない情報がいろいろ書き込まれているのです。

この本を買ったその日の帰り、電車で隣の席に、かなりくたびれた感じの年輩のサラリーマン男性が座りました。
その方が熱心に読んでいたのが、なんと同じ本!

本書の心構えの項には、

どうしても単独で行動しなければならない場合は、できるだけ早く同じ目的地をめざす仲間を見つけ、行動を共にするようにするだけでも気持ち的には大いに救われます。(「3. 実際に被災してしまったら」)

わたしが被災したら、このおじさんと助け合って帰宅する可能性もあるわけで。
……がんばります。


今回はディスカッションドラマ(by三谷幸喜)(10月30日追記) [新選組つながり]

今日もしつこく『新選組!!』ネタです。日曜日にNHK教育で番組宣伝を見ることができました。

「プレマップ」という5分程度の番組で、冒頭には「視聴者のみなさまの声にお応えして……」と番組の企画意図を紹介する、毎度おなじみの場面です。もうわかりましたってばー。

内容はというと、以前も流れた会津での松平容保公・斎藤一や試衛館の回想シーンのほか、初めて見るシーンも。NHKはこうして小出しにしてくる作戦ですね。まんまと乗せられている自分も自分ですが。

片岡愛之助さん(榎本武揚役)、吹越満さん(大鳥圭介役)が演じているところも今回初めて見ました。片岡さんってどんな顔をしてるんだろー、と興味津々だったのに、あのカイゼルひげが邪魔をして、素顔がよくわからず。でも存在感が濃そうです。
吹越さんはもう少し線が細い感じ。対照的なキャラクターということでしょうか。

三谷幸喜さんはインタビューで、今回の作品を「ディスカッションドラマ」と位置づけています。
戦いか、降伏か。土方、榎本、大鳥による議論の場が一番の見どころということで、それぞれが熱く意見を戦わせるシーンが流れていました。

それにしても、彼らの洋式軍装やカイゼルひげ(榎本)、もみあげ姿(大鳥)。頭のてっぺんからつま先まで「明治」そのものです。たった1年足らずで、「江戸」からなんと遠くに来てしまったことか。

撮影も先週末にクランクアップしたようです。山本=土方の想いは、局長のもとに届いたでしょうか。


**追記**

山本耕史さんのHPにプレマップの放送スケジュールが追加されています。

http://www.magnum1031.com/

↑の下のほうにある「SCHEDULE」をクリックしてご覧ください。


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『ブラウン神父物語』G・K・チェスタートン [散読記]

この小男の司祭はあのイングランド東部の間抜け者の典型のようであった。顔はノーフォーク名物のゆで団子のように丸くてずんぐりしているし、目は北海(ノース・シー)のように虚ろである。茶色の紙包みを五つ六つ持っているのだが、それをまとめておくことすらできない態(てい)たらくであった。(「青い十字架」)

背が低くずんぐりとした、いかにも風采の上がらない小男の司祭。これが主役の名探偵、ブラウン神父である。

ブラウン神父物語

ブラウン神父物語

  • 作者: G.K. チェスタートン
  • 出版社/メーカー: 嶋中書店
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫

しばらく前にYuseumさんのブログで、「グレートミステリーズ」というシリーズが嶋中書店から刊行されているのを知り、すごく欲しくなってしまった。
なにしろ和田誠さんの装丁が素敵。
どの本も、作者の特徴をとらえた肖像画が真ん中に大きく描かれ、和田さんらしい渋めの色遣いの都会的な表紙に仕上がっている。
中身も大事だけど、本はまず表紙が魅力的でないと。

黄色い部屋の謎 

 

 

 

 ガストン・ルルー。

ビロードの爪 

 

 

 

 E・S・ガードナー。

三谷幸喜のありふれた生活3  大河な日日 

 

 

 
おっと違った、これはミステリーじゃありません。でも和田誠さんの装丁。


「グレートミステリーズ」は第1期が10巻、第2期が現在2巻まで刊行されている。この中から真っ先に選んだのが、昔から気になりつつ一度も読んだことがなかったブラウン神父の短編集だ。

変わった作風だな、というのが第一印象。
まず事件が起き、探偵が登場し、複雑なトリックを見抜いて鮮やかな謎解きをするというのがミステリーの王道だとすれば、この本ではそういう期待はたびたび肩透かしを食う。まさに事件が起きようとする一歩手前で解決してしまったり、みすみす犯人を逃してしまったり、いまさら解決しようもない歴史上の逸話の謎を追究してみたり。
しかしそんな奇抜さが逆にこの本のおもしろさ。読み進むにつれてじわじわと引き込まれてしまう。

たとえば「青い十字架」では、あたかもパリの名探偵ヴァランタンが主人公であるかのように物語が始まる。彼は、国際的犯罪者・フランボウを追いかけてロンドンへやってきたところ。
フランボウは殺人を犯さない窃盗犯であり、変装の名人であり、奇抜な手口でいつも新聞をにぎわせる人物。そんなフランボウを探して汽車に乗り込んだヴァランタンと偶然乗り合わせるのが、冒頭に引用した場面のブラウン神父なのだ。
その後、汽車を降りたヴァランタンが立ち寄る料理店、果物屋、菓子店などで次々に発見される奇妙なしるし。事件が起きているのかどうかさえわからないまま、ヴァランタンの追跡はついに二人連れの神父にたどり着く。

「奇妙な足音」では、脳溢血で倒れた給仕人の遺言を聞き取るために呼ばれたレストランで、ブラウン神父は小部屋にこもったまま、廊下の足音を聞いただけで犯罪を見抜くという離れ業をやってのける。

全体にプロットとしてはかなり時代がかっている印象があるにせよ、なかなかユニークで楽しめる。なぜ彼が数々のトリックを見破るかといえば、ローマカトリックの司祭として、さまざまな犯罪者の懺悔を長年聞きつづけているからだ。その手の知識にかけては怪盗フランボウも脱帽せざるをえない。神父の知性とユーモアと人柄に心酔した彼は、のちに私立探偵となって神父の知恵を借りるようになる。


本書のもうひとつの魅力は、ブラウン神父の宗教家としての描かれ方にある。
たとえば、「天は不滅なり」という言葉を「無限の宇宙には理性を超えた何かが存在する」と解釈するフランボウに、「(宇宙は)物理的に無限なだけです」と神父は反論する。

「真理の法則から免かれるという意味での無限なではない」(「青い十字架」)

「どんなに巧妙な犯罪でも、突きつめればみなごく単純なひとつの事実――それ自体は神秘的でも何でもないある事実――に根ざしているものです。神秘化する過程は、その事実を覆い、そこから人々の関心を追いのけようとするためにはいってくるのです」(「奇妙な足音」)

「サー・アーサー・シンクレアは、前にも言ったとおり、自分なりの聖書を読む人だった。この男の問題はそこにある。自己流の解釈に従って聖書を読むのなら、あわせて他のあらゆる人々の流儀にも従って聖書を読むのでないかぎり無益だということを、いつになったら人々は理解するのだろう」(「折れた剣)

ブラウン神父は理性を至高のものとして、カルト宗教や神秘主義がはらむ危険性をたびたび口にする。こうした警句がなにやら現代にも当てはまるような気がして、何度も読み返しては深読みしてしまうのだ。

わたし自身はクリスチャンではないし、チャペルのある学校に4年間通いながら、1度もその扉を開けることなく卒業してしまった不届き者だ。たしか「キリスト教倫理」なんて必修科目もあった。こうしてブラウン神父の叡智にふれてみると、もっと真面目に聞いておくべきだったかな、と少しだけ惜しい気がしている。


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『ムトゥ』をリメイクするとしたら [cinema]

ゆうべ、寝る前にふとテレビをつけたら、ちょうどこれが始まったところでした。

ムトゥ 踊るマハラジャ

ムトゥ 踊るマハラジャ

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/11/19
  • メディア: DVD


そこから3時間弱の大長編を観ていたら明け方になってしまうので、今回はパスしましたけど、この映画大好きなんです。

主役の“スーパースター”ラジニカーントの、おじさんらしからぬ激しいダンスと悩殺ウィンク。
粘っこいマサラ・テクノ音楽と、象も踊りだす超豪華ミュージカルシーン。 
恋愛ありアクションあり、それでいて意外と壮大なストーリー。
アクが強いので好みにもよるかと思いますが、わたしの場合は冒頭に「スーパースター・ラジニ」のロゴがどかーんとアップになるところから、全編笑いっぱなしです。おそらく本国インドの方々とは笑うツボがずれていますが……。

この『ムトゥ 踊るマハラジャ』は10年前のインド映画ですが、今年の夏に東ハトから、ムトゥとのコラボレート・スナックが出ていたんですね。

 

写真右で妖しく微笑むのが、かのラジニカーントでございます。

わたしは残念ながら食べたことがないんですけど、この「ガラムマサラ」、42種のスパイスを組み合わせたインド風のスパイシーなスナック菓子だそうです。
東ハトのホームページには「攻略マニュアル」と称して、けっこう親切な映画紹介(注:商品紹介ではありません)が出ています。映画に興味のある方、ストーリーや見どころはこちらでご覧ください(って、無責任だなー)。

さて、ゆうべテレビを観ていて思い出したのが、去年のNHK紅白歌合戦の「マツケンサンバII」です。100人を超える腰元ダンサーズとマツケンが歌い踊る絢爛豪華なシーンと、あの色っぽい流し目。『ムトゥ』をリメイクするなら、主役は絶対この人でしょう!
彼ならバタくさいミュージカルもお手のものですし、アクションシーンにはぜひともチャンバラをとり入れていただきたい。「日本のラジニ」としては申し分ないと思います。松平さん、いかがでしょう?


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「新選組!!」放送日が決定だ~? [新選組つながり]

やっと、ついに、NHKのホームページが更新されました。

  「新選組!! 土方歳三 最期の一日」の放送日が決定!

  「新選組!! 土方歳三 最期の一日」の放送日が、以下の通り決定いたしました!
  どうぞご期待下さい!!

  放送日:2006年1月3日21時から(約89分)

そしてそして、あちこちのブログでみなさんの話題になっているのが、「古畑任三郎」ラストスペシャルの放送日とかぶらないのか?という大問題。

うちのDVDレコーダーもW録画はできないので、これはもう切実な問題であります。

フジテレビ様、放送日はどうか4日以降にしてください。
だいじょうぶですよ、松の内は正月のうちですからー。


**追記**

さっき(19日夜)帰宅してNHKのHPを見ましたら、上記発表が忽然と姿を消しております。

なにかトラブったのでしょうか? 謎です。

さらに、Bs-hiでは1月1日に放送されるとの情報が。地上波はどうなるのだ。むむむ。


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35年前の傷あと [ひとりごと]

高校の同窓会誌が届いていた。

卒業以来、1度も同窓会費を払ったことがないのだけれど(ごめんなさーい)、せっかく送ってくれるものなので、毎回卒業生や当時の先生の消息などをぱらぱらとめくって見たりする。

今回は、母校の新聞部が発行する学生新聞の縮刷版が掲載されていた。
記事によると、35年ぶりに合唱コンクールが復活したという。
それだけなら「ふーん」と流すところだったが、35年前に廃止された理由が「高校紛争」だというので、驚いてしまった。

1969~70年、全国を吹き荒れた学生運動の嵐。政治や社会への批判や改革を叫びながら、学生と機動隊が衝突した東京大学をはじめ、各地の大学でバリケード封鎖などが盛んに行なわれた。
その運動が高校にも飛び火して、制服や授業のあり方について教員を糾弾するなど、学生と学校が紛争状態になるところもあったという。

その激流の中に母校もあったというのは初耳だった。女子高はそういう「闘争」とは無縁だと思い込んでいたので。
まず自治会活動が麻痺状態となったため、部活動が停止し、続いて合唱コンクールを含む文化祭も廃止された。
生徒総会では先生方を一人ひとり壇上に呼び出して、制服や授業の意義を厳しく問いただすこともあったという。いわば「つるし上げ」だろう。
その後文化祭の行事は徐々に復活したものの、合唱コンクールだけは35年間、廃止されたままだったらしい。

わたしが入学したころにはすでに紛争の名残はカケラもなく、先生から「ぬるま湯」と笑われるほど平和でのびのびした校風になっていた。
ただ、制服や校則は自治会で生徒自身が決めることになっていて、先生は事後報告を受けるだけ。校則ガチガチの中学校から来たわたしは、「高校生ってオトナだな~」と感心するばかりの能天気学生だった。

しかしこの「自主独立」的な校風のおおもとに、自治をめぐる先生と生徒、あるいは生徒同士のドロドロした闘いがあったとは。
月の裏側を見てしまったような、少し複雑な気分ではある。


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ブックカバーと本屋さん [散読記]

今朝の新聞に、「進化してますブックカバー」という記事が出ていた。

企業広告を兼ねているブックカバー、「ブラジャケ」(ブランドジャケットの略)というのが増えているそうだ。カラフルなデザインでリバーシブル、しかもカバー一体型のしおりもついている。

いままでブラジャケを出した企業はNTT、SONY、劇団四季など、約2年で44社。首都圏と関西で計106書店がブラジャケを置いていて、自由に持ち帰れるようになっているという。
全然気がつかなかったなぁ・・・って、最近大きい本屋に行っていないからしょうがないか。

もうひとつ紹介されていたのは、ダウンロードできるブックカバー。
ネットで検索してみたら、かなり充実したリンク集を見つけました。
http://camomile.main.jp/shupi/internet_resources/download_bj.htm

このサイトにも新聞にも紹介されている「福音館書店」のブックカバーは、あの「ぐりとぐら」で有名な山脇百合子さんのイラスト入り。ほんわかした動物たちが懐かしい~。

「本の雑誌社」が運営する「WEB本の雑誌」では、沢野ひとしさん作のちょっと不気味でかわいいブックカバーがダウンロードできる。

「本の雑誌」といえば、沢野ひとしさんのイラストと、なんといっても編集長・椎名誠さんである。
高校生ぐらいのころ、椎名さんのエッセイを手当たり次第に読んでいた。デビュー作の『さらば国分寺書店のオババ』は衝撃的なおもしろさだったし、『もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵』なんて、タイトルだけでも最高でしょ?

さらば国分寺書店のオババ

さらば国分寺書店のオババ

  • 作者: 椎名 誠
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1996/08
  • メディア: 文庫

 

もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵

もだえ苦しむ活字中毒者地獄の味噌蔵

  • 作者: 椎名 誠
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2000/04
  • メディア: 文庫



椎名さんの一連のエッセイと「本の雑誌」の言いたい放題な書評、彼らが本にかける異常なまでの情熱にあこがれて、「わたしも配本を手伝いたい!」と真剣に思っていた。
(「本の雑誌」は当時、人海戦術で学生の助っ人たちが書店に直接配本していたのだ。)

そんな「本の雑誌」とゆかりの深い本屋さんが、JR御茶ノ水駅の近くにある「茗渓堂書店」
本来は山の本の専門店なんだけれど、「本の雑誌」関連書籍が充実していて、時々サイン本も置いてあった。
この本屋さんのブックカバーとしおりは、沢野ひとしさんのイラスト入りなのだ。

これ目当てに、学生のころはよく茗渓堂に通ったのだった。
もっといろいろ持っていたんだけど、どこ行っちゃったかなー。

一番左のしおりに書かれたのは母親と男の子。その横に書かれた文字は、

あなた マコトも
一年生になりました
お元気ですか

沢野ひとし画伯、なかなか味わいがあるでしょう?


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ご親切なファクシミリ [デジタル的]

デザイナーのNさんからFAXで送られてきたレイアウト指定をもとに、
写真や文字を流し込んでデジタルデータをつくるという作業をしていたんですけど、
測った寸法どおりにつくっているのに、どうしてもスペースが余ってしまう。
おっかしいな~、と思って指定枠のサイズを測ってみたら、
A4の天地297ミリのはずが、290ミリしかない。

「Nさーん、寸法が違うんですけど」

電話で指摘したら、絶対そんなことはないと言う。
どうやらFAXで送られる間に天地が縮んでしまうらしい。

もともと1~2ミリ程度の誤差は仕方がないとわかっているけど、
7ミリだなんて、縮みすぎ!
すぐにメーカーに電話して来てもらいました。
すると修理の人いわく、

「そういう設定になっているんですが」

端の字が切れて読めないというクレームを避けるために、
天地を少しだけ縮小して送るのが初期設定だというんです。
そんな機能、余計なお世話なんですけど!!!!
もちろん、「等倍」で受信する設定に直してもらいました。

しかも、この修理の人も設定解除の仕方がわからなくて、
本社の技術開発部みたいなところに電話して聞いてたんです。
現場の担当者さえ、よく知らない機能だったということ。
まあ、何でもメールでやりとりする時代ですから、
こういうアナログなクレームをつけてくるお客も今時めずらしいんでしょうけど。

そのあと聞いたら、Nさんの事務所のFAX機はメーカーが違うのに
やっぱり同じ設定になっていることが判明し、修理の人に解除してもらったそうです。
ちなみに、うちもNさんも最近新機種に変えたばかり。

家電とかAV機器でも、性能がある程度完成されてくると今度は
多機能競争になってきて、要らない機能がどんどん増えていきます。
ほとんど親切の押し売り状態。
でもこれって、開発者の自己満足だと思うんですよねー。

そんなこんなで、夕方の貴重な時間をすっかりつぶしてしまいました。
ただでさえ作業が遅れ気味だというのに。どうしてくれるー(泣)。


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「新選組!!」の制作発表 [新選組つながり]

Yahoo!ニュースで発見。「新選組!!」の制作発表・記者会見があったようですね。

大河でも土方を演じた山本は「(主役になり)セリフが10倍になってつらい。最後は死ぬことになるが死にたくない」と冗談交じりで語った。回想シーンでは大河の映像も登場する。共演は片岡愛之助、吹越満ら。
(日刊スポーツ) - 10月9日9時48分更新

写真には主役の山本耕史さんのほか、榎本武揚役の片岡愛之助さん、大鳥圭介役の吹越満さんの姿が。
洋式軍装のせいか、若々しい浅葱色の「組!」よりぐっと重いイメージです。
放送が楽しみなのと同時に、この人の最期を見届ける覚悟も必要なんだな、と思いはじめました。背筋を正して見なくては。

で、NHKドラマホームページを見てみたんですが、いまのところニュースは見当たらない。
せっかく番組宣伝に使う会見なんだから、ひと言ぐらい触れてくれてもいいと思うんだけどなぁ。


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